3大コンビニ、PB(プライベートブランド)比較

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コンビニに行った際、コンビニロゴが入った商品を見かける事はありませんか?これらはプライベートブランド(以下PB)と呼ばれる商品で、近年コンビニ業界が特に力を入れている商品シリーズです。
PBとはフランチャイズ本部(以下FC本部)が企画し、商品を作るメーカーと協力してFC本部の独自のブランドとして販売する商品です。多くの場合、商品の企画・開発はFC本部が行い、メーカーは製造のみを行います。
PB商品はコンビニオーナーにとっても経営や収益に直結するポイントのため、コンビニ各社はPB商品の開発に力を注いでいます。そこで今回はコンビニ業界における3大FC本部(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート)のPBブランドを解説していきます。

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セブン-イレブンのPB

セブン-イレブンでは『セブンプレミアム』を中心としたブランド展開を進めています。セブンプレミアムは、生活を「より豊かに・楽しく・便利に」をコンセプトにセブン&アイグループ独自の商品として2007年5月に誕生しました。
誕生当初は49アイテムだった商品ラインナップは現在では4つのブランドに4,000以上の商品へと発展しています。現在では『セブンプレミアム』を中心に、「ちょっとした贅沢」を味わえる『セブンゴールド』、バナナや野菜などの生鮮食品を扱う『セブンプレミアムフレッシュ』、雑貨や日用品、モノトーンのティッシュで馴染みのある『セブンプレミアムライフスタイル』、100円で本格コーヒーが味わえる『セブンカフェ』の5ブランドで展開されています。
また、2010年2月よりセブン-イレブンではこのPBのブランディングプロジェクトが始動しました。ユニクロや今治タオルのブランディングで知られるクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏監修のもと商品ブランドのロゴやパッケージデザインのリニューアル、セブンカフェ、セブンプレミアムゴールドなどの新商品、新ブランドの展開や既存商品のブランド統一などが進められました。

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『セブンゴールド』や『セブンカフェ』のブランドの元、季節限定の商品やコレボ商品など新商品が順次発売され続けています。
さらにこれらの商品は発売後も改良を重ねていて現在でも佐藤可士和氏含め、ブランディングプロジェクトで定期的に商品の見直しやアップデートが続けられています。

ローソンのPB

ローソンではプライベートブランドとして『ローソンセレクト』を展開しています。ローソンでは2011年10月にブランドのリニューアルを行い、主婦やシニアの顧客も想定したブランド展開へと発展させています。
PBのブランドシリーズを注目すると『ローソンセレクト』でお弁当や冷凍食品、カット野菜やお菓子などを展開させている一方で、コーヒーやバームクーヘン、クッキーを展開する『マチカフェ』、話題のスイーツなどをラインナップとして揃えたスイーツブランド『ウチカフェ』を展開しザクシューやバスチーなどといった商品で話題を集めています。
またローソンでは健康に特化したコンビニ『ナチュラルローソン』を展開しており、ローソンにはこのナチュラルローソンのPBも取り扱っています。ナチュラルローソンでは「美と健康をサポートする」をコンセプトに商品開発が進められています。これらの商品開発はローソンとは別で進められており、20~30代女性社員が中心となって、ナチュラルローソン独自の商品づくりが進められています。

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また、ローソンは13年にコーポレートスローガンを『マチの健康ステーション』に変更し、ナチュラルローソンブランドや、ナチュラルローソンのコンセプトに沿った新たな商品も多く見られるようになりつつあります。

ファミリーマートのPB

ファミリーマートでは2012年10月から展開している『ファミリーマートコレクション』をPBとして展開しています。

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『ファミリーマートコレクション』では、お惣菜から日用品まで、毎日の生活で使う商品を取り揃えた『レギュラーライン』、素材・製法のグレードにこだわった『プラチナライン』の2種類をブランドとして展開しています。
また、近年ではお惣菜や冷凍食品に力を入れており、オリジナル惣菜・冷凍食品のブランド『お母さん食堂』を展開し、PBでも中食への拡大に力を入れています。

まとめ

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核家族化や1人暮らし世帯の増加など、家族形態の変化と共に世間でのスーパーやコンビニでのニーズや利用方法も変化を続けています。コンビニ業界はそれらの変化と共に利用者のニーズに合致する形へと変化を続けており、その代表的なものにPB商品の傾向やラインナップといった点から伺えます。
今後のコンビニ業界では「いかにオリジナルブランドで勝負できるのか」にますます重きを置くことが予想され、PB商品競争はますます過熱していくでしょう。
コンビニでの起業を検討する方は、『PBから見る商品力』というポイントも1つとしてフランチャイズ本部の選択を考えてみてもよいのではないでしょうか。
(情報は2019.10 現在のものです)

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